「憂える」「愁える」の違い
スポンサードリンク
「うれえる」という言葉がありますが、漢字で表した場合、「憂える」「愁える」など複数の漢字が思い浮かぶと思います。ではそれぞれにはどのような意味があり、どう違うのかを考えていきたいと思います。
「憂える」は、「心配する」という意味で使われます。「日本の未来を憂える」「伝統芸能の衰退を憂える」という使い方をします。
「愁える」は、「思いわずらう」「物寂しく思う」という意味で使われます。「自分の境遇を愁える」「さびれた故郷を愁える」という使い方をします。
このように読みは同じですが、異なる漢字のものを同訓異義といいます。他にも「患える」などがあり、「患える」は「病気や災難などに思いわずらう」という意味で使われます。
スポンサードリンク