漢字辞典と漢和辞典の違い
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書店などで漢字の辞典を見てみると、「漢和辞典」と「漢字辞典」の二種類並んでいると思います。この二つはどう違うのだろうと思った方もいるのではないでしょうか？
漢和辞典
「漢文を読み解くこと」を目的とした辞典で、親字の基本情報の他に漢文用例を多く収録していて、書き下し文・現代語訳などが記載されている場合が多いです。収録字数は10,000字を超えるものが多く、比較的にも多いです。
漢字辞典
「現代日本語における漢字の理解」を目的とした辞典で、意味や読み方などもそれに沿った形で表記されていることが多いです。収録漢字は小学生向けのものは常用漢字・人名用漢字の約3000字程度、一般向けのものはJIS第1水準・JIS第2水準漢字を目安した約6,000字程度は収録されているものが多いです。
関連項目 →おすすめの漢和辞典
どっちがお勧め？
どちらが優れているということはありませんが、それぞれに特徴があり自分に合ったものを選ぶのがお勧めです。漢和辞典はたくさんの漢字を知りたい方や漢文学習などが目的の方にお勧めです。
漢字辞典は、現代日本語における漢字を学びたい方にお勧めです。子供向けのものも多く、収録時数は比較的に少なめです。漢検の受験など何か目的がある場合は、それに沿ったものを選ぶのがお勧めです。
漢字辞典と漢和辞典には上記のような特徴がありますが、すべての辞典が必ずしもこれにあてはまるわけではないので、購入時にはしっかりと内容を確かめてください。
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