漢字の部首の覚え方ってあるの?
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よくある質問で「漢字の部首の覚え方はありますか?」というものがあります。では覚え方のポイントを押さえていきましょう。
漢字のほとんどは部首の種類から、「偏(へん)、旁(つくり)、冠(かんむり)、脚(あし)、構(かまえ)、垂(たれ)、繞(にょう)」の七種に分けられます。
偏は漢字の左側に、旁は漢字の右側に、冠は漢字の上側に、脚は漢字の下側に、構は漢字の外側に、垂は漢字の上側から左下に、繞は漢字のに左側から下側に位置する部分のことです。
部首は意味から考えることで理解しやすくなります。その部首に属する漢字は共通する意味を持っています。例えば「きへん」であれば樹木に関する漢字に使われています。
では、例として「林」と「相」の二つの漢字の部首を見ていきましょう。皆さんも実際に考えてみてください。
まずは、「林」の部首から見ていきましょう。こちらは簡単ですね。樹木に関係する漢字なうえ、迷う箇所がないので見た目にもわかりやすいです。
本題はこちらの「相」の部首です。一見、「きへん」の漢字に間違えられやすいですが、「相」の部首は「目(め)」なのです。
なぜ「きへん」ではなく「目(め)」なのかというと、「相」という漢字は会意文字で「目」と「木」から構成され、木をよく見る意から「見る」という意味が含まれます。なので「きへん」ではなく「目(め)」が部首となります。一部例外もありますが、このように見た目からはわかりにくい部首も、意味合いから考えると理解しやすくなります。
- 関連項目 構成別部首一覧
- 関連項目 「きへん」の漢字一覧
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