中学生は漢検何級がおすすめ?
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質問の一つで「現在中学二年生で、漢字が好きで漢字検定を受けてみたいのですが、何級を受験するのがいいですか?」というものがありました。ここでは中学生漢字検定を受験するにあたって適当な級を各級のレベルや合格率から見ていきたいと思います。
まず基準として挙げられるのは4級です。4級は中学校在学程度のレベルで、対象漢字数は1322字です。合格率は約50%です(合格率は2010年度のデータから大まかに算出したものです)。
漢検4級は常用漢字のうち約1300字程度を理解して、文章の中で適切に使えることです。
ただ中学校では、各学年で学習する漢字の数はある程度定められているものの、どの学年でどの漢字を学習するかは定められていません。どの漢字をどの学年で習うかは、教科書ごとに異なります。
そのため、4級は中学校在学程度のレベルとありますが、まだ習っていない漢字が出る可能性もあり、漢字検定を受験する際は、各級に対応した漢字を学習する必要があります。
普段から漢字の学習をしたり、一般的な中学生よりも漢字に親しんでいる方なら、適正レベル以上の3級・準2級・2級などもお勧めです。
3級は中学校卒業程度のレベルで対象漢字数は1607字、準2級は高校在学程度のレベルで対象漢字数は1940字、2級は高校卒業・大学・一般程度のレベルで対象漢字数は2136字です。
漢字に自信がある方は、一般的に適正とされるレベルよりも上の級を受験してみるのもいいかもしれません。
最も難しい漢字検定1級を小学生で合格した方もいるので、あくまでも目安程度に考えて、実際に過去問題などを解いて、現在の自分の実力に合った級を受験しましょう。
- 関連項目 →漢字検定4級
- 関連項目 →漢字検定3級
- 関連項目 →漢字検定1級最年少合格者
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