漢字辞典

漢字の伝来

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漢字が中国で発祥したのはご存知の方も多いかと思いますが、では日本に伝わったのはいつ頃なのでしょうか?日本の漢字の歴史を遡ってみましょう。

漢字は4世紀~5世紀頃朝鮮半島を経て日本に伝えられたとされています。日本の遺跡からは1世紀頃に造られたと思われる貨泉が見つかっていますが、これを当時の日本人が漢字として認識していたかは定かではありません。

現在日本で確認できる最も古い漢字が使用されたものは稲荷山古墳出土鉄剣です。1968年に埼玉県行田市の稲荷山古墳から出土した鉄剣で、金錯銘鉄剣ともいわれ471年のものとされています。鉄剣には115文字の銘文が刻まれていました。

また、漢字の認識については定かではありませんが、3世紀頃の中国の歴史書、魏志倭人伝に日本についての記述があり、使者の往来があったのは確かなようです。

7世紀頃には日本語を表すために漢字の音だけを用いた文字である万葉仮名が生まれました。本来の字義とは関係なく、日本語の音を表記するために作られたものです。平仮名と片仮名はこの万葉仮名をもとに作られたものです。
平仮名と片仮名は9世紀頃に作られたといわれています。

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