「会う」「逢う」「合う」の違い
「あう」という言葉がありますが、漢字で表した場合、「会う」「逢う」「合う」などが思い浮かぶと思います。ではそれぞれにはどのような意味があり、どう違うのかを考えていきたいと思います。
「会う」は、「顔をあわせる」「ある場所で対面する」という意味で使われます。「一時間後に友人と会う」「仕事の相談をするため上司と会う」という使い方をします。
「逢う」は、「行きあう」という意味で使われます。「久しぶりに恋人と逢う」「運命的な出逢い」という使い方をします。
「合う」は、「ぴったりと合う」「一致する」という意味で使われます。「気が合う」「目が合う」「話が合う」「手を取り合う」という使い方をします。
また、目にすることは少ないですが他にも、「遭う」は「ばったりであう」という意で、「遇」は「思いがけずであう」という意などもあります。このように読みは同じですが、異なる漢字のものを同訓異義といいます。
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