「恨む」「怨む」「憾む」の違い
「うらむ」という言葉がありますが、漢字で表した場合、「恨む」「怨む」「憾む」などが思い浮かぶと思います。ではそれぞれにはどのような意味があり、どう違うのかを考えていきたいと思います。
「恨む」は、「うらめしく思う」という意味で使われます。「親を恨む」「成功者を恨む」という使い方をします。
「怨む」は、「あだに思う」という意味で使われます。「犯人を怨む」「担任の先生を怨む」という使い方をします。
「憾む」は、「残念に思う」という意味で使われます。「自分の未熟さを憾む」「運の悪さを憾む」という使い方をします。
このように読みは同じですが、異なる漢字のものを同訓異義といいます。「恨む」と「怨む」は似たような意味ですが、怨むのほうがより思いが強いです。
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