「吹く」「噴く」「拭く」「葺く」の違い
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「ふく」という言葉がありますが、漢字で表した場合、「吹く」「噴く」などが思い浮かぶと思います。ではそれぞれにはどのような意味があり、どう違うのかを考えていきたいと思います。
「吹く」は、「息を出す」「空気が流れる」「表に現れる」という意味で使われます。「トランペットを吹く」「爽やかな風が吹く」「」という使い方をします。
「噴く」は、「気体や液体が勢いよく外へ出る」という意味で使われます。「額に汗が噴く」「火山が煙を噴く」という使い方をします。
「拭く」は、「ふきとる」「綺麗にする」という意味で使われます。「机の上を拭く」「バスタオルで体を拭く」という使い方をします。
「葺く」は、「かやなどで屋根をおおう」という意味で使われます。「屋根を葺く」という使い方をします。
このように読みは同じですが、異なる漢字のものを同訓異義といいます。
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