「柔らかい」「軟らかい」の違い
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「やわらかい」という言葉がありますが、漢字で表した場合、「柔らかい」「軟らかい」が思い浮かぶと思います。ではそれぞれにはどのような意味があり、どう違うのかを考えていきたいと思います。
「柔らかい」は、「ふんわりしている」「しなやかで弾力がある」「穏やかな」という意味で使われます。「からだが柔らかい」「柔らかいフレームの眼鏡」「頭が柔らかい」という使い方をします。
「軟らかい」は、「やわらかくよわい」「硬さがない」という意味で使われます。「軟らかい物しか食べられない」「軟らかい表現」という使い方をします。
このように読みは同じですが、異なる漢字のものを同訓異義といいます。柔らかいは「剛」の対義語で、軟らかいは「硬」の対義語です。「柔らかい」はふんわりしている・弾力があるなどの意で広く用いられ、「軟らかい」は手ごたえがない・硬さがない場合に用いられます。
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