「利く」「効く」の違い
「きく」という言葉がありますが、漢字で表した場合、「利く」「効く」などが思い浮かぶと思います。ではそれぞれにはどのような意味があり、どう違うのかを考えていきたいと思います。
「利く」は、「機能する」「可能である」という意味で使われます。「鼻が利く」「融通が利く」という使い方をします。
「効く」は、「効果があらわれる」という意味で使われます。「薬が効く」「足のむくみに効くツボ」という使い方をします。
このように読みは同じですが、異なる漢字のものを同訓異義といいます。「利く」はしっかりと機能や能力が発揮される場合に用いられ、「効く」は効果・作用があらわれる場合に用いられます。
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