「記す」「印す」の違い
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「しるす」という言葉がありますが、漢字で表した場合、「記す」「印す」「誌す」などが思い浮かぶと思います。ではそれぞれにはどのような意味があり、どう違うのかを考えていきたいと思います。
「記す」は、「書きとめる」「覚える」という意味で使われます。「詳しく記す」「心に記す」という使い方をします。
「印す」は、「しるしをつける」という意味で使われます。「足跡を印す」「確認のため符号を印す」という使い方をします。
このように読みは同じですが、異なる漢字のものを同訓異義といいます。この他にも「誌す」「識す」などがあります。誌す・識すは「書きとめる」意で記すとほとんど同じ意です。
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