「付く」「着く」「就く」の違い
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「つく・つける」という言葉がありますが、漢字で表した場合、「付く・付ける」「着く・着ける」「就く・就ける」などが思い浮かぶと思います。ではそれぞれにはどのような意味があり、どう違うのかを考えていきたいと思います。
「付く・付ける」は、「くっつく」「加わる」という意味で使われます。「手に髪の毛が付く」「オナモミが服に付く」「忘れないように気を付ける」という使い方をします。
「着く・着ける」は、「達する」「身につける」という意味で使われます。「時間通りに着く」「腕時計を着ける」という使い方をします。
「就く・就ける」は、「地位や役目などにつく」という意味で使われます。「帰路に就く」「代表の座に就く」という使い方をします。
このように読みは同じですが、異なる漢字のものを同訓異義といいます。「付く・付ける」は「気が付く・おまけが付く」など、広く使われ、「着く・着ける」は「北海道に着く・レガースを着ける」など、ある場所に行きつく・身につける意などで使われるます。
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