「尊い」「貴い」の違い
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「とうとい」という言葉がありますが、漢字で表した場合、「尊い」「貴い」などが思い浮かぶと思います。ではそれぞれにはどのような意味があり、どう違うのかを考えていきたいと思います。
「尊い」は、「敬い重んじる」という意味で使われます。「尊い犠牲に報いる」「尊い教え」という使い方をします。
「貴い」は、「価値や地位などが高い」という意味で使われます。「貴い身分」「幼少期の貴い経験」という使い方をします。
このように読みは同じですが、異なる漢字のものを同訓異義といいます。「尊い」と「貴い」は意味は明確に違うのですが、使い分けが難しいものもあります。「命」を例として挙げた場合、「尊い」「貴い」のどちらでも意味として通ります。これらはその時々に応じて使い分ける必要があります。
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