「痛む」「傷む」「悼む」の違い
「いたむ」という言葉がありますが、漢字で表した場合、「痛む」「傷む」「悼む」などが思い浮かぶと思います。ではそれぞれにはどのような意味があり、どう違うのかを考えていきたいと思います。
「痛む」は、「体にいたみを感じる」「心に苦しみを感じる」という意味で使われます。「膝が痛む」「心が痛む」という使い方をします。
「傷む」は「物にきずがつく」「物が腐る」という意味で使われます。「重さで床が傷む」「もらった苺が傷む」という使い方をします。
「悼む」は「人の死を悲しむ」という意味で使われます。「知人の死を悼む」という使い方をします。
このように読みは同じですが、異なる漢字のものを同訓異義といいます。
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