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「成す」「為す」「済す」「生す」の違い

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「成す」「為す」「済す」「生す」の違い

「なす」という言葉がありますが、漢字で表した場合、「成す」「為す」などが思い浮かぶと思います。ではそれぞれにはどのような意味があり、どう違うのかを考えていきたいと思います。

成す」は、「やり遂げる」「築き上げる」「つくる」という意味で使われます。「偉業を成す」「貿易で財を成す」「小魚が群れを成す」という使い方をします。

為す」は、「行う」「する」という意味で使われます。「害を為す」「為すすべもない」という使い方をします。

済す」は、「借りた金や物を返す」という意味で使われます。「借金を済す」という使い方をします。

生す」は、「子を産む」「出産する」という意味で使われます。「生さぬ仲」という使い方をします。

このように読みは同じですが、異なる漢字のものを同訓異義といいます。使い分けに悩むのは「成す」と「為す」だと思いますが、「成す」はやり遂げる・築く・つくる意などで用いられ、「為す」は動作や行動をする意で用いられます。

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