「乗せる」「載せる」「搭せる」の違い
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「のせる」という言葉がありますが、漢字で表した場合、「乗せる」「載せる」などが思い浮かぶと思います。ではそれぞれにはどのような意味があり、どう違うのかを考えていきたいと思います。
「乗せる」は、「人を乗り物にのせる」「人を騙して嵌める」「調子を合わせる」という意味で使われます。「子供を車に乗せる」「くちぐるまに乗せる」「雅楽の調べに乗せる」という使い方をします。
「載せる」は、「物を上に置く」「乗り物に積む」「掲載する」という意味で使われます。「棚に空き箱を載せる」「段ボールを荷台に載せる」「雑誌に広告を載せる」という使い方をします。
このように読みは同じですが、異なる漢字のものを同訓異義といいます。この他にも「搭せる」があり、搭せるは乗り物にのせるという意味で使われます。
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