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「上る」「昇る」「登る」の違い

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「上る」「昇る」「登る」の違い

「のぼる」という言葉がありますが、漢字で表した場合、「上る」「昇る」「登る」などが思い浮かぶと思います。ではそれぞれにはどのような意味があり、どう違うのかを考えていきたいと思います。

上る」は、「下から上へ移る」という意味で使われます。「川を上る」「費用は数千万円に上る」「話題に上る」という使い方をします。

昇る」は、「勢いよくあがる」という意味で使われます。「天に昇る」「エレベーターで昇る」という使い方をします。

登る」は、「だんだんとあがる」「物の上にあがる」という意味で使われます。「急勾配を登る」「壇上に登る」という使い方をします。

このように読みは同じですが、異なる漢字のものを同訓異義といいます。「上る」「昇る」「登る」は意味合いが似ていて、使い分けが非常に難しいです。「昇る」は太陽や月など高くあがる・勢いよくあがる場合に用いられます。だんだんとあがる・物の上にあがる場合に用いられ、「上る」は、下から上へ移るという意で広く用いられます。

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