「巻く」「蒔く」「撒く」の違い
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「まく」という言葉がありますが、漢字で表した場合、「巻く」「蒔く」「撒く」などが思い浮かぶと思います。ではそれぞれにはどのような意味があり、どう違うのかを考えていきたいと思います。
「巻く」は、「丸くする」「くるくると丸める」という意味で使われます。「ねじを巻く」「マフラーを巻く」「画用紙を巻く」という使い方をします。
「蒔く」は、「植物の種を地面に散らす」という意味で使われます。「種もみを蒔く」「争いの種を蒔く」という使い方をします。
「撒く」は、「まき散らす」「連れや尾行から姿をくらます」という意味で使われます。「おびきよせるために餌を撒く」「追手を撒く」という使い方をします。
このように読みは同じですが、異なる漢字のものを同訓異義といいます。この他にも「捲く」「播く」などがあります。「捲く」は「巻く」に近い意で、「播く」は「蒔く」に近い意です。
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