「交じる」「混じる」「雑じる」の違い
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「まげる」という言葉がありますが、漢字で表した場合、「交じる」「混じる」「雑じる」などが思い浮かぶと思います。ではそれぞれにはどのような意味があり、どう違うのかを考えていきたいと思います。
「交じる」は、「別々のものが一緒に入る」という意味で使われます。「プロも交じる大会」「大柄な男性が多い中、子供の姿が交じる」という使い方をします。
「混じる」は、「別々のものが一つになる」という意味で使われます。「コーヒーに砂糖とミルクを混ぜる」「白と黒の絵の具を混ぜて灰色にする」という使い方をします。
「雑じる」は、「入りまじる」という意味で使われます。「異物が雑じる」「いろいろな感情が雑じる」という使い方をします。
このように読みは同じですが、異なる漢字のものを同訓異義といいます。「交じる」は元の物がが分かる状態でまじった場合に、「混じる」は元の物が分からない状態でまじった場合に用いられます。
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