「安い」「易い」の違い
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「やすい」という言葉がありますが、漢字で表した場合、「安い」「易い」などが思い浮かぶと思います。ではそれぞれにはどのような意味があり、どう違うのかを考えていきたいと思います。
「安い」は、「落ち着いている」「おだやかである」「値が低い」という意味で使われます。「気安い間柄」「お安い御用」「物価が安い」という使い方をします。
「易い」は、「たやすい」「しやすい」という意味で使われます。「話し易い相手」「滑り易い床」という使い方をします。
このように読みは同じですが、異なる漢字のものを同訓異義といいます。この他にも「廉い」「泰い」「寧い」「康い」などがあります。「廉い」は値が低い意、「泰い」はやすらかである意、「寧い」は落ち着いて安らかである意、「康い」やすらかに楽しむ意です。
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