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「指す」「差す」の違い

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「指す」「差す」の違い

「さす」という言葉がありますが、漢字で表した場合、「指す」「差す」「挿す」「刺す」などが思い浮かぶと思います。ではそれぞれにはどのような意味があり、どう違うのかを考えていきたいと思います。

指す」は、「指などでさし示す」という意味で使われます。「北を指す」「正解を指す」「将棋を指す」という使い方をします。

差す」は、「現れる」「入れる」という意味で使われます。「影が差す」「水を差す」「嫌気が差す」「傘を差す」という使い方をします。

挿す」は、「細いもの突き入れる」という意味で使われます。「簪を挿す」「花瓶に花を挿す」という使い方をします。

刺す」は、「先のとがったものを突き入れる」という意味で使われます。「刃物で刺す」「食材を串に刺す」という使い方をします。

このように読みは同じですが、異なる漢字のものを同訓異義といいます。この他にも「射す」「注す」などがあります。射すは「光が照らす」意で、注すは「液体をそそぐ」意です。
「差す」は「嫌気が差す」「魔が差す」などのあるものが生じたときや、傘をかざすなど広く使われます。

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